2014/08/12 (火曜日)
日本クラウドセキュリティアライアンス 理事 諸角 昌宏
CSAのブログに、2014年8月4日にアップされた“THE 20 TOTALLY MOST POPULAR CLOUD SERVICES IN TODAY’S ENTERPRISE”について、その概要を報告します。詳細(英語)につきましては、以下のURLを参照してください。また、詳細なレポートもこのウエブページの最後にポイントされていますので、合わせて参照してください。
このブログでは、もっとも人気のあるクラウドサービスについて、企業向けおよびコンシューマ向けのそれぞれについてのサーベイの結果を記述しています。サーベイは、Skyhigh Networks社が、200以上の企業の1050万人の従業員に対して行っています。
なお、実際のTop20のリストについては、上記URLを参照してください。ここでは、ブログに書かれている特長/傾向について記述します。
- 企業向けクラウドサービス状況
もっとも人気のある企業向けクラウドサービスTOP5
- Amazon Web Services
- Office 365
- Salesforce
- Cisco WebEx
- Box
以下の4つのベンダーが、レガシーのオンプレミスのソフトウエアをクラウドに移行するのに成功している:
- Microsoft Office 365
- SAS On Demand
- Informatica Cloud
- Ariba
以下の3つのプロバイダが、数十億ドル(数兆円)を達成している:
- Salesforce
- ServiceNow
- SuccessFactors
Top4カテゴリーは以下である:
- コラボレーション(4)
- ビジネスインテリジェンス(2)
- 開発(2)
- マーケティング(2)
- コンシューマ向けクラウドサービスこれは、コンシューマ向けサービスであるけれども、企業で利用されているということになります。
もっとも人気のあるコンシューマ向けクラウドサービスTOP5
- Apple iCloud
- Youtube
上位を占めるプロバイダ
- Yahoo
Top3カテゴリー
- コンテンツ共有(7)
- ソーシャルメディア(7)
- コラボレーション(4)
なお、コンシューマ向けアプリケーションを企業で使用する場合、Data Lossのリスクがあるということを本ブログでは指摘しています。このData Lossは、マルウエアによって引き起こされるもので、注意が必要とのことです。