AI ワーキンググループのページです。
活動要旨
CSA本部は、生成AIについて、今日のAIの使い方を規定するベストプラクティスの開発に取り組み、その経験を次世代の改善に役立てることを目標に取り組むことを宣言しました。この取り組みを継承しCSAジャパンとしても、日本市場におけるA I規制やインフラ確立に対してAIの使い方のベストプラクティスを提供できるように、CSA本部の取り組み、および日本やグローバルの動きを調査・研究することを進めていきます。
設立趣意書
AIワーキンググループの設立趣意書は、こちらを参照してください。
公開資料
- 「原則から実践へ:ダイナミックな規制環境における責任あるAI」2024年11月6日公開
本書は、Cloud Security Alliance (CSA)が公開している「Principles to Practice: Responsible AI in a Dynamic Regulatory Environment」の日本語訳です。
本書は、本稿執筆時点における、生成AI(GenAI)を含むAIの法的・規制的状況についての概要を提供しています。組織が現在の立場を理解し、責任あるコンプライアンスに準拠した生成AI利用の進化する要件のための主要な考慮事項を特定するための出発点とすることができます。
また、CSAでは、企業が責任あるセキュアなAIの設計、開発、デプロイの義務を果たすための指針を示すことを目的として、本書を含め以下の3つの資料を公開していますので、合わせてご覧ください。
- 「AIレジリエンス:AIの安全性に関する革命的なベンチマークモデル」2024年9月20日公開
本書は、Cloud Security Alliance (CSA)が公開している「AI Resilience: A Revolutionary Benchmarking Model for AI Safety」の日本語訳です。
本書は、AIの基礎を探求し、重要な業界にわたる問題を検討し、責任ある実装のための実践的な指針を提供することで、AIのガバナンスとコンプライアンスについて、より包括的な視点からの検討を行っています。これにより、意思決定者が、倫理的なAIの開発、配備、利用を保証するAIガバナンスの枠組みを確立することを支援します。 - 「AI組織の責任:コアセキュリティの責任」2024年8月14日公開
本ホワイトペーパーは、CSAが公開している「AI Organizational Responsibilities: Core Security Responsibilities」の日本語訳です。
本ホワイトペーパーは、人工知能(AI)と機械学習(ML)システムの開発と展開における組織の責任について、情報セキュリティとサイバーセキュリティの側面に焦点を当てています。また、データ保護メカニズム、モデルの脆弱性管理、Machine Learning Operations(MLOps)パイプラインのセキュリティ強化、AIのトレーニングと責任ある展開のためのガバナンスポリシーなど、中核的なセキュリティ分野における専門家が推奨するベストプラクティスを集めています。 - 「ChatGPTのセキュリティへの影響(full Release版)」2023年8月18日公開
本書は、CSAが公開している「Security Implications of ChatGPT」の日本語訳です。
本書では、人工知能の細部にまで踏み込むことなく、サイバーセキュリティ業界におけるChatGPTの意味について、ハイレベルな概要を説明することを目的としています。ChatGPTの能力を理解するために重要な鍵となる概念と領域、そしてビジネスへの潜在的な影響について探求しています。