第13回CSA関西勉強会を以下のように開催いたします。
テーマ:工場セキュリティ
サイバー攻撃がますます拡大するなか、工場へのサイバー攻撃も2010年以降頃から増加しています。IIoTが進化し、ICSがクラウドに接続され、そのセキュリティ対策もますます重要になってきており、CSAにおいても、ICSワーキンググループが活動しています。
製造業の多い関西からの情報発信として、今回の勉強会を企画しました。国内の製造業において工場のセキュリティ対策の先進事例としてパナソニック様、工場セキュリティソリューションに取組むマクニカネットワークス様にお話しをいただきます。
講演1:
パナソニックが取り組む工場セキュリティ対策
概要:
産業システムもサイバー攻撃のターゲットとなる時代になりました。セキュリティパッチの適用が困難なOTシステムがサイバー攻撃を受けるとその被害は甚大です。当社は自社工場のログをクラウドに集約し異常分析/対策支援を行うFSOCと、インシデント発生時にレスポンスを行うFSIRTからなる工場セキュリティ監視体制を構築しています。OTセキュリティの課題を踏まえながら当社のセキュリティ対策や推進体制、マルウェア侵入対策の事例などをご紹介いたします。(FSOC:Factory Security Operation Center、FSIRT:Factory Security Incident Response Team)
講師:
濱本 望絵 氏 パナソニック株式会社 製品セキュリティセンター 主幹技師
講演2:
工場のセキュリティ対策を始めよう ~IoT時代の工場でやるべき事~
概要:
IoT化の進展などで工場の情報がIT環境・クラウドと連携し、生産性の向上や作業の効率化等に活用され便利になる一方で、工場のサイバーリスクは著しく上昇しています。そういったなか、
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- 「現場の設備部門・システム部門は何をすべきか」
- 「情シス・IT部門は何をすべきか」
こうした課題に多くの企業が直面しています。マクニカが対策支援する中で築いた包括的フレームワークをベースに、コスト・効果・展開スピードを明確にしながらセキュリティ・レベルを高めてゆく実践的手法を紹介します。
講師:
菅村 優哉 氏 マクニカネットワークス株式会社 第3技術統括部第1技術部第2課
山岸 朋弥 氏 マクニカネットワークス株式会社 第3営業統括部第2営業部第2課
日時:
2020年10月6日(火) 18:30-20:30
受付:18:25
講演:18:30〜20:00
Q&A:20:00〜20:30
場所・参加方法:
新型コロナウイルス対策のため、Microsoft Teamsを使用するオンライン開催となります。
参加方法は、お申し込み時にいただいたメールアドレスにご連絡差し上げます。
参加費:
無料
募集人数:
250名
CPEについて:
CPE(継続的教育プログラム)の受講証明書は、CSAジャパン会員で参加された方のみに配布いたします。ウエブ会議の中で、受講証明書の申し込み方法をご連絡しますので、その手順に従ってお申し込みください。
お申し込み:
申し込み受け付けを終了しました。